披露宴会場での挨拶

 

披露宴会場での挨拶は、何回かあります。まずは披露宴の受付の時です。受付係は新郎新婦の身内と考えてください。従って、それがたとえ友人や知人であっても、きちんとお祝いの言葉を述べるのがマナーです。

 

「本日は誠におめでとうございます。新郎友人の○○です。本日はお招きいただき、ありがとうございます」等の挨拶が求められます。意外と気まずくなるのがご祝儀を渡す時ですが、ご祝儀を渡しながら「気持ちばかりですが、どうぞお納め下さい」等の挨拶をします。

 

事前にご祝儀を渡してある場合なら「お祝いの方は既に済んでおります」とはっきり伝えるようにします。

 

控え室では、新郎新婦、両親、兄弟、親戚、媒酌人などへの挨拶をします。うっかり友人達とのおしゃべりに夢中になって、肝心の親族への挨拶を後回しにしないようにしてください。

 

挨拶としては「本日はおめでとうございます。お招きいただきありがとうございます」、「○○会社の○○と申します。○○さんには日頃大変お世話になっています。本日は誠におめでとうございます」などが挨拶の例です。

 

会場のテーブルに着席する時は、両隣や同席の人に軽く会釈してから席へ着き、軽く自己紹介もしておきましょう。お開きの時にも、同じテーブルの人達に挨拶するようにします。また、新郎新婦と長時間話し込んだりするのもNGで、写真撮影などもスマートに切り上げましょう。